国道331号 Vol.4 (名護市二見−大宜味村塩屋)

 

与那原三叉路から国道329号の陰に隠れて北上を続けていた国道331号は、ここ名護市二見にて、再び姿を現します。

交差点にある、米軍基地に反対する看板。言いたい事はわかるが、もっと綺麗にした方が良いのではないでしょうか?はっきり言いますが、見苦しいと思います。

全天候型ドーム闘牛場が有ると言われるゆかり牧場の入口です。

深いやんばるの山の中を走ります。

至る所に貼り付けてある看板。
主義主張は私が云々する事ではありませんが、そのアピールの仕方には問題は無いのでしょうか?せっかくの自然の美しい風景を視覚的暴力で台無しにしていると思います。こういう事も一種の環境破壊だという事を、もうそろそろ気が付くべきではないでしょうか。

カーブの多い道をバイパスする新線の工事が進んでいます。数年後には、新しい道で一気に走れる時代になる様です。

静かな海岸沿いを走ります。

山の上にあるホテルの売物件。元レキオリゾートホテルだそうです。

海岸線をひた走ります。

交通量も少なく、ひなびた感じがまた良いですね。

滞在型高級リゾート、カヌチャリゾートです。広大な敷地で、ここから一歩も出なくても、素晴らしい休暇が楽しめそうです。

元気いっぱいの緑です。

ロックシェイドが、自然の元気を必死で押しとどめている様ですね。

途中で見かけた人力車です。使っているのでしょうか?

自然から道路を守る為に、真新しいロックシェイドが造られています。

山の中から海岸線に、続くワインディングはとても楽しませてくれます。

街路樹(?)。予算が余ったのでしょうか?

慶佐次川を渡る慶佐次大橋です。

橋の上流が、慶佐次のマングローブ林として有名な、東村ふれあいヒルギ公園です。

海岸線に点在する町です。こういう所で生まれ育った人って、何となく幸せそうな感じがします。

道は辺戸岬を目指して北上を続けますが、ここで国道331号は県道70号に道を譲って、西に向かって進路を変えます。

町と畑を抜けると、すぐに山の中に入ります。

大保福地橋です。谷の間に掛けられたバイパス橋の様です。

橋はパイナップルのレリーフと、シーサーが付けられています。パイナップルは、東村の特産品ですが、この橋の周辺では造られていません。原生林ですから。

山を抜けると、塩屋湾に出ます。南岸を走る県道9号線との分岐を過ぎ、国道331号は北岸を走ります。

静かな、気持ちのよいベイサイドロードが続きます。

大宜味村塩屋の町で、片側歩道付き2車線の道は、1.5車線ほどの、昔からの道に変わります。

家々の軒下をかすめながら走ります。

国道というよりは、路地裏という雰囲気です。家の窓から、今日の御飯の香りが漂ってきそうです。

集落を抜け、国道58号にぶつかり、糸満から本島南部を回り、国道329号と共に本島東部を北上し、ヤンバルの山を縦断してきた国道331号が終わります。

 

Vol.1(那覇市奥武山−豊見城市名嘉地)
Vol.2(豊見城市名嘉地−具志頭村)
Vol.3(具志頭村−与那原町)
Vol.4(名護市二見−大宜味村塩屋)

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