国道58号(Part1 那覇市明治橋→嘉手納ロータリー)
 

起点:鹿児島市
終点:那覇市 
内、沖縄県区間
起点:国頭村奥
終点:那覇市明治橋

総延長:151,959m
実延長:133,409m


沖縄本当の背骨に当たる国道です。
復帰前までは、1号線と呼ばれ、那覇から名護までが米軍の管理する「軍用1号」、名護から国頭村奥までが、琉球政府の管理する「琉球政府道1号線」と呼ばれていたそうです。
沖縄を代表する道路だけに、那覇の中心街から、浦添市、宜野湾市へと続く市街地、米軍基地、、リゾート、青い海と空、緑豊かなやんばるの山々と、沖縄のエッセンス全てを体験できる道路です。
本来は起点から終点に向かうのが筋でしょうけど、大抵は那覇から北へ向かう方が多い為、那覇起点で走ります。


那覇市明治橋→宜野湾市牧港高架橋
58号線起点

空港から那覇に向かった方の殆どは、この明治橋を渡ると思います。58号線は、明治橋南詰めからスタートです。58号線と共に、沖縄の度は始まります。

那覇市に入ると、オフィスビルが建ち並びます。完成間近のモノレールの橋脚も見えています。


新都心を横目に見ながら走ると、安謝の高架橋にでます。これを越えると、浦添市です。
上に登る中央2車線が、安謝交差点と勢理客(じっちゃく)交差点をオーバーパスする本線です。那覇新港、首里城公園方面は側道に降ります。


浦添市に入ると、米軍のキャンプキンザーのフェンス横を通り、ショッピングセンターやパチンコ店の並ぶマチナトの商業地区を通ります。観光でレンタカーを走らせている方も、地元のスーパーなんかを覗くと、何か面白い発見が有るかもしれません。


浦添市を抜け、牧港の高架橋を渡ると宜野湾市です。写真は宜野湾側からですが、本線を渡らずに側道に抜けると、58号線の宜野湾バイパスに抜けられます。


宜野湾バイパス

高架橋に入らず、左に曲がると、片側2車線の道が海に向かって伸びています。
こちらが「宜野湾バイパス」です。

宜野湾バイパスは、側道付き2車線の、快適なバイパスです。コンベンションセンターラグナガーデンホテル、商業施設のはにんす宜野湾や、JA天然温泉アロマなどが有ります。
牧港で分岐したバイパスは、北谷町手前で58号線本線と合流します。

牧港高架橋→嘉手納ロータリー

牧港高架橋を越えて大謝名交差点を抜けると、アメリカ中古家具を扱う店が軒を並べ、風景も何となくアメリカンな感じがしてきます。

伊祖交差点を過ぎると、キャンプフォスターが右に見えてきます。

北谷を過ぎ、嘉手納に入ると、両側に米軍基地のフェンスが広がり、道路にも開放感が出てきます。車の流れも速くなり、快適感が一層強くなります。


嘉手納基地のアプローチコースなので、真上を米軍機がかすめていきます。


嘉手納の街に入ります。三車線の内、一本はロータリーをバイパスし、沖縄市方面に至る高架橋、残り2本は本線です。


そして、日本一大きなロータリー、嘉手納ロータリーに至ります。
ヨーロッパの様な信号を使わない分岐点としては使われず、単に走りにくい変則的な交差点となってしまっています。


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