国際通りの、元国際ショッピングセンター跡の横にある、中通りの入口です。看板は無くなった物の、辛うじて門は残っています。

都市計画の為の立ち退きによる取り壊しが見られます。

一部、新しい道路が中途半端に出来ています。
ロータリー駐車場の有る十字路まで、元々この通りに並んでいた建物が撤去されていますが、代わりの新しい建物はまだ建ち並んでおらず、今は新しい時代がくるのを静かに待っているという状態です。

桜坂通りとの交差点周辺からは、まだ買収が進んでいないのか、昔からの建物が続きます。

取り壊し予定だからなのか、沖縄ではこれが一般的なのかは判らないのですが、落書きと共に、求人広告が壁に直接書かれています。字体にも味が有って素敵です。

桜坂通りとの交差点から先は、古い店が続きます。最新の車が、まるで６０年代に舞い降りたタイムマシンの様です。

古い酒場の建物が続く中に現れる新しい建物は、夜の商売とは全く別の、「国場陶芸」さんでした。
新しい道路が開通すると、桜坂は歓楽街では無くなってしまうのかも知れません。

緩やかな坂を上り、グランドオリオンから壺屋やちむん通りに抜ける一方通行の道に突き当たり、桜坂中通りは終わります。