県道71号線

路線名:名護宜野座線(主要地方道)

起点:沖縄県名護市呉我
終点:沖縄県宜野座村松田

総延長:16,799m
実延長:10,787m

名護市呉我−名護市伊差川:旧琉球政府道113号線
名護市伊差川−名護市許田:旧琉球政府道1号線
名護市許田−宜野座村松田:旧琉球政府道108号線

間に58号線との重複区間を挟み、名護市呉我から名護漁港交差点間と、名護市許田から宜野座村松田間の2路線に分かれる県道です。

名護市呉我−名護市名護漁港

名護市呉我という所より、国道505号から分岐します。名護市街方面へは、直進するよりも、こちらの県道の方がメインルートとなります。国道はこの先、道幅が狭くなっています。


道端に、立派な起点表示が建てられています。ここでは終点が「宜野座村潟原まで」という事になっていて、県の資料の「宜野座村松田」とは違っていますが、実際は、宜野座村松田にある潟原交差点までですので、どちらも正解です。


畑の中を、直線道路が貫きます。

我部祖河川を渡る我部祖河橋。川は農業用水として活躍している様です。

両側にJA関連の施設が並びます。いわば農協街道。

沿道で見かけたガスタンク。
単に魚にするだけではなく、釣り人が頑張っているのがミソ。上に乗っている人は本物です。

国道58号と交差する伊差川西交差点。
県道71号はこのまま直進しています。

T字路の伊差川交差点で、県道71号は右に折れます。ここからは国道58号の旧道になります。

市街地に近づくにつれて、交通量も多くなってきます。

沿道にある県立北部病院。やんばるの医療の中心病院です。

名護北交差点です。ここより名護市中心街に入ります。

アーケード街も始まります。

名護市の中心部、名護十字路近辺です。
人通りが少ないのが気になります。

名護十字路です。ここで本部方面に向かう県道84号と交差します。

間にいくつか商店街があります。こちらは市場商店街。最近郊外にできたショッピングセンターに押され気味なのか、ガラーンとしています。

城交差点。復帰前までは、ここを左折すると、琉球政府道1号線の軍営繕道区間となり、米軍の管理補修する道路となっていたそうで、資料によっては、ここまでが軍道区間となっているものもあります。

城交差点を抜けると、すぐに国道58号とぶつかり、県道71号は国道58号と共に名護市許田まで南下します。

 

名護市許田−宜野座村字松田

国道58号許田新橋を渡った所から、再度県道71号線として、宜野座方面に分岐します。


本島を横切る、山の中を走るルートです。交通量も結構有ります。


途中の「明治山」バス停近くにある「名護山平安寺」。大きなお寺です。

途中で沖縄自動車道をアンダーパスします。

県道は淡々と森の中を走ります。

途中、再び沖縄自動車道とぶつかります。今度はオーバーパスです。
那覇−名護間を走る沖縄自動車道は、一度東海岸の町を経由する為、途中で県道71号線と絡み合い、2度クロスする事になります。
しかし、南北を貫いているというイメージの有る沖縄自動車道と2度も出会うのは、なんだか妙な感じでも有ります。

沖縄自動車道を過ぎると、東海岸側の海が見えてきます。

道路脇に有った「甦る大地」の石碑です。
この地域の土地改良事業完了時の記念碑なのですが、説明によれば、「農業基盤整備によって失った肥沃な土地を甦らせることを目的とした草地の造成〜」云々と書かれていますが、このまま解釈すれば、農業基盤整備という開発事業により、元々有った優良な農地がダメになってしまったので、再度土地改良事業を行い、ダメになった農地を再生しようという事の様にとれるのですが、もしそうならば、一体公共工事というものは何なのか、疑問に思ってしまいます。

その土地改良区です。さながらミニ北海道といった感じ。

県道71号線は、国道329号線との交差点で終わります。

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