県道70号線(国頭東線)

路線名:国頭東線
起点:沖縄県国頭郡国頭村奥
終点:沖縄県国頭郡東村平良
総延長:50,810m
実延長:50,810m

旧琉球政府道13号線の一部


本島北部の東海岸を走るルートです。西海岸を走る国道58号とは対照的に、緑の中を走るワインディングルートです。

東村平良の交差点で、国道331号と分岐します。しかし、写真の通り、この交差点で直進すると県道70号線になるため、実際は国道331号が県道70号線に道を譲っている格好になります。
また、こちら東村平良の方が県道の終点となり、国頭村奥が起点となります。


暫く進むと、信号の有る交差点に出ます。これ以降、終点までは全く信号が有りません。


暫くは、東海岸沿いを走ります。
北上するにつれて、交通量は少なくなってきます。


海岸沿いを離れ、ルートは森の方に入ります。
この道の走る本島北部、通称「やんばる(山原)」には、沖縄の飲料水を供給するダムが並びます。山に降る雨、受け取った森の保水力と、森から流れ出る川の水を溜める山原のダムが沖縄の生命線です。
離島県なので、水の問題は切実です。こちらのテレビニュースでは、ダムの貯水量を毎日報道しています。

★北部ダム事務所
http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/


この山々の緑が、沖縄の生命を育みます。


海と山の境を結ぶ大泊橋です。
この橋は、沖縄県最大のダム、「福地ダム」の洪水吐上に架かります。


道は、丘陵地帯の中、緩やかなワインディングを作りつつ北上します。


たまに出会うストレート。思わずスロットを開いてしまいたくなります。


平地に出ると、この地域の特産品、パイナップルの畑が広がっています。


安波を越えると、林間コースが主になってきます。


西海岸の国道58号方面へ渡る、県道2号線交点を通過します。


楚州橋と楚州の集落を通過します。ここで一瞬海岸に出ますが、また再び山の中に入ります。


やんばる北部は、山がそのまま海に落ちている様な地形になっていて、どちらかと言えば、他府県の海岸線に似ています。


再び深い森の中を巡る林間コースになるともうすぐ終点です。


そして国頭村奥の入口、奥橋が終点(実際は起点)。ここで、国道58号線にバトンタッチです。


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