国道505号

路線名:国道505号

起点:本部町字浦崎
終点:名護市中尾次

総延長:22,089m
実延長:22,089m

旧琉球政府道124号線

本部半島北岸を走るルートです。

国道449号から直進すると、そのまま国道505号に代わります。


家と畑と電柱の、沖縄的農村風景が続きます。

今帰仁村に、国道505号から斜めに分岐する松並木の広い未舗装の道が有ります。一見あまり整備されていない神社の参道にも見えますが、ここは琉球王朝時代からそのままの形で残る馬場(ばんば:競馬場)の跡、「今帰仁村仲原馬場」です。
以下説明板より

沖縄には昔から各地に馬場が有り、農村における民俗行事や畜産奨励のための競馬などに利用されてきました。しかし、ほかの馬場は去る沖縄戦で破壊されたりあるいは耕地や宅地になったりして元の形を失っており、昔から有名なこの仲原馬場だけが往時の面影を残しています。
仲原馬場は幅約30メートル、長さ約250メートルの長方形になっています。その両側は約1メートルの高さに土を盛り上げ前面は石垣を積み、上部は芝で覆われた観覧席になっています。
観覧席の美しい枝振りの琉球松は、陽光をさえぎって憩いの場をつくり、また戦前まではアブシバレーのウマバラセー(競馬)の際に馬の係留にも利用されたりしました。
なお、この地域において許可無く現状を変更し、又保存に影響を及ぼす行為をすることは条例で禁止されています。


その仲原馬場周辺は、琉球松並木になっています。


沿道に有る、今帰仁村の役場です。


役場の前にある、何となく社会主義国家の政治スローガン看板を思い出してしまう、国民年金の看板。


今帰仁村の市街地の中を通ります。


今帰仁村の市街地を流れる「大井川」にかかる古いコンクリート橋です。

市街地をすぎると、再び畑が広がります。

今帰仁村湧川の、県道123号線との交差点を過ぎると、羽地内海と呼ばれる湾に面します。


一部に、大型車のすれ違いが出来ない位の幅の、未改良の道も残ります。


しかし殆どは、2車線に歩道付きの快適なシーサイドラインです。


名護市仲尾次の国道58号との交差点にて、国道505号は終わります。

home