県道46号線

路線名:46号線

起点:沖縄県那覇市安里
終点:沖縄県那覇市国場

総延長:3,008m
実延長:3,008m

通称
安里橋通り(安里−那覇市役所真和志支所前交差点)
真和志大通り(安里−寄宮交差点)

復帰前の状況
旧琉球政府道46号線の一部

1957年に那覇市との合併により消滅した真和志市の中心部を走る県道です。復帰前迄は、現在の国道507号国場−具志頭間と合わせて、琉球政府道46号線として一体化していました。

現在モノレール関連工事でゴチャゴチャしてますが、県道46号線はここ安里交差点から始まります。


モノレール安里駅前付近で、国道330号から東へ分岐します。歓楽街の栄町を横目に、ここから寄宮十字路までを「安里橋大通り」「真和志大通り」などと呼ばれる事もあります。


国道330号沿いの都会的な風景から、旧市街地的に変わります。


安里川を渡る安里橋です。通称「安里橋通り」の名前の由来となった橋です。


暫く走ると、緩い坂になっています。道沿いにはスナックなどのいわゆる飲み屋が多くなってきます。また、この道沿いには、沖縄民謡を聴かせるスナックなども多く、「島唄ロード」とも言われています。


並んだ軒の中には、歴史を感じる店も混じっています。

部分部分に妙なデザインの施された建物が現れます。那覇市役所真和志支所です。旧真和志市役所の跡に建てられているそうです。市役所の窓口の他に、那覇市水道局や那覇市中央消防署などがあります。

暫く、真和志の中心部として銀行や商店が立ち並んでいます。


寄宮十字路と呼ばれる交差点です。
「寄宮」は「よりみや」とも「よせみや」とも呼ばれていますが、交差点名は「よりみや」となっています。

寄宮十字路から100m程4車線の道になりますが、県道46号線は左に曲がります。


両側に狭い歩道のある2車線道路になります。商店などが続きます。

県道沿いにある沖縄大学です。
復帰時に、当時の沖縄大学が日本の大学設置基準に合わず、文部省の方針により、当時沖縄市に有った国際大学と合わせて沖縄国際大学として統合される予定だったそうですが、「沖大存続闘争」の末、大学の一部が残る形で今に至っているそうです。
ちなみに現在宜野湾市にある沖縄国際大学は、当時の沖縄大学の一部と国際大学とが合併してできた大学だそうです。
そういう経緯があるからかどうかは知りませんが、個性の強い大学、らしいです。

周囲は学生向けの店などが並びます。

大学前の直線の後、県道は急激に右に折れ、下り坂になります。

坂を下った所で、今度は左に折れます。

左折して暫くは、改良された2車線歩道街路樹付きの道になります。

再びカーブがあり、緩い下り坂を下ると、「国場十字路」にでます。
ここで国道329号と国道507号とにわかれ、県道46号線は終わります。

 

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