県道39号線

路線名:39号線
起点:沖縄県那覇市泉崎
終点:沖縄県那覇市安里

愛称:国際通り(県庁前交差点−安里三叉路)

総延長:1,993m
実延長:1,993m

旧琉球政府道39号線

奇跡の1マイルと呼ばれた国際通りを含む路線です。

★国際通り商店街
http://www2.dango.ne.jp/naha-kcs/
★街ぐわーナビ@那覇 (インターネットウルマ)
・国際本通り
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/town/01.htm
・国際中央通り
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/town/02.htm
・国際大通り
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/town/03.htm
・国際蔡温橋通り
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/town/04.htm

泉崎−県庁前交差点

泉崎の那覇バスターミナル北側出口より、県道39号線が始まります。


正面に見える商業ビル、パレット久茂地まで、沖縄バス本社、琉球新報社本社沖縄県労働金庫本店、那覇市役所、沖縄県庁などが並ぶ沖縄の中枢の場所の一つです。


県庁前の通りより、国際通り方面を見てみます。左手の建物に、沖縄に進出している唯一の都市銀行で、元の第一勧業銀行那覇支店、みずほ銀行那覇支店の入っている建物です。右のベスト電器の建物は、元デパートリウボウの建物です。リウボウは現在、パレット久茂地ビルのメインテナントになっています。


県庁前交差点−安里三叉路(国際通り)

県庁前のスクランブル交差点から、国際通りが始まります。国際通りの入口には、シーサーが鎮座しています。


観光客密度の高い所だけに、観光みやげ物品店が並びます。呼び込みもかなり熱くなっています。


国際通りの顔の一つであった映画館「国映館」。2002年に閉館しましたが、飲食しながら音楽などが楽しめるエンターテインメント施設に改装され、近年中に再オープンの予定だそうです。

こちらは、国際通りを代表する百貨店であった、沖縄山形屋の跡です。1999年8月に閉店してしまいました。現在解体作業中です。今後ここがどうなるのか、気になる所です。
沖縄山形屋は、戦前から続く鹿児島系のデパートで、終戦後、生き残った元社員が集まり、再スタートをしたという会社でしたが、諸事情で閉店してしまいました。


国際通りのランドマークの一つ、那覇OPA、旧フェスティバルビルです。三越前と並ぶ待ち合わせ場所のメッカでもあるそうです。

国際通りの中心部、むつみ橋交差点です。国際通りといえばこの光景、那覇タワーと三越ですね。
むつみ橋自体は、元々この交差点に有った橋で、現在川が暗渠になってしまっている為に無くなっています。この交差点から、市場本通りやむつみ橋通りなど、いわゆる「まちぐわー」や、ダイエーの有る沖映通りに行く事が出来ます。


国際通りの一角、桜坂へ抜ける道の一角にある空き地です。
以前は国際ショッピングセンターが有った場所で、元々は、この国際通りの名前の由来となった映画館、「アニーパイル国際劇場」の有った場所です。こちらには将来、小さな公園と商業ビルが計画されているそうです。

比較的新しい建物が多い国際通りの中で、古い建物の良さを生かして作られているお店。


国際通りから発信しているコミュニティFM局、FMなはのサテライトスタジオです。

国際通りの名物と言えば、この渋滞です。バスやタクシー、一般車が集中するので、慢性化しています。2002年度にはモノレールが開業し、南西観光ホテル横に牧志駅ができる予定ですので、その時には多少なりとも渋滞が解消して欲しい物です。

現在国際通りで確認できる唯一の橋、蔡温橋です。
名前の由来となっている蔡温とは、約300年程前に実在した首里王府時代の国政を担う三司官の内の一人で、当時の農林業振興など、首里王府をささえた偉人の一人と言われています。何故この橋に「蔡温」の名が使われたのかは不明ですが、当時蔡温が、この下を流れる安里川を、港から首里松川まで運河として、船が通れる様に整備したらしく、そのことを讃えて、橋の名になったのかもしれません。

スーパーの、サンエーあさと食品館が正面にみえる三叉路が、安里三叉路です。県道39号線ならびに国際通りは、ここで終了します。近辺には、おみやげ店の他に、ホテル西武オリオン、サンエー衣料館などが並びます。

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