県道104号線

路線名:104号線
起点:沖縄県恩納村字安富祖
終点:沖縄県金武町金武

総延長:8,052m
実延長:8,052m

旧琉球政府道104号線

恩納村と金武町との間を繋ぐ、本島横断線です。
数年前まで、この道路の一部区間をまたいで、米軍の実弾射撃訓練が行われていましたが、現在は訓練場移転の為行われてはいません。

国道54号、安富祖地区から、県道104号線が分岐します。


暫く、恩納村の森の中を走ります。


途中の、ジ・アッタテラスゴルフリゾート。恩納村は海も山もリゾートです。緑の中でプレーするのも気持ちが良さそうです。


山を越え、喜瀬武原(きせんばる)地区に入る頃、山の上に、巨大なパラボラアンテナが見えてきます。宇宙開発事業団(NASDA)沖縄宇宙通信所の、人工衛星追跡アンテナです。見学も可能ですので、面白そうと思ったら、行ってみるのも良いかも知れません。


喜瀬武原に有る水車です。自然の流れを使った、昔から有る農業用の物ではなく、ポンプアップして、ただ回しているだけの物の様です。池の中ではアヒルが遊んでいました。しかし、何故又こんな所に水車があるんでしょうか?謎です。


喜瀬武原を過ぎ、金武町に入ると、再び山の中に入ります。

静かな森の中を走っている様ですが、良く見てみると、木々の間からフェンスが見え、時々ゲートがあったりします。この周辺は米軍の訓練施設で、以前はこの県道を閉鎖して、県道をまたいでの実弾射撃訓練が行われていました。

途中、沖縄自動車道をオーバーパスします。


再び森の中に入ります。

キャンプハンセンのフェンスが見えてくると、もう金武の街はすぐそこです。


国道329号との交差点で、県道は終点です。
終点の交差点をまたぐ高架橋は、キャンプハンセンの戦車橋と言われています。海沿いにあるギンバル訓練施設からの車両をスムーズに通すために架けられている様ですが、最近はあまり使用されていないそうです。

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